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 最後の温戦 第4話 最初の犠牲者

カテゴリ: 最後の温戦
宝子田さんを探す旅に出ることになった9人。

それにしてももう深夜の1時。
手がかりもないですし、そもそも、探すとはいっても交通機関もありません。

皆が困った顔をしていると、マルコが突然言いました。

「今日の温泉、いつもと違いがなかったかしら?」

千が手を挙げてそれに答えました。
「マルコさん、、、」


「マルコさんなんて堅苦しいわ。私のことはマルりんって呼んで欲しいの。」


「マルりんさん、、」


「マルりんに"さん"は不要よ。"りん"が既に敬称なんですから、敬称が2つつくのは可笑しいもの。」


千は礼儀正しい性格だったので、初対面の人には本当は"さん"付けで呼びたいなぁと思いつつ、仕方がないのでマルりんと呼ぶことにしました。


「マルりん、、そういえば、いつもと比べると温泉の白濁が少し薄かった気がするの。」


「そういえば・・。」
皆も頷きます。


マルコが続けます。
「そう、あの白濁色は、宝子田さんが毎日秘密のエキスを入れて作ってるんだって聞いたことがあるの。

そして、宝子田さんがそのエキスを入れるのは毎日夕方3時頃って聞いたわ。」



「ということは、宝子田さんは毎日その時間頃にエキスを作ってるってことかしら。」
まさこが感心したようにいいます。


「毎日とはすごいな。誰かから貰っているということはないか?」
と瑠知男。


「僕が思うに、温泉の味はいつも均一で、新鮮で、どこでも味わったこと味だかから、宝子田さんが独自に開発している秘伝のエキスなんだと思う。」
とちち。


「温泉、飲んでるの?」
「温泉、飲んでるの?」
と双子のミツとチーが口を揃えてびっくりしたようにいいます。


「温泉は、普通飲むだろう。」
と女スナイパー黒沢がクールに言うと、


「私なんてこっそりもって帰って会社でも飲んでるわよ。肌がツルツルになるような気がするのよね。」
と、ともが笑いながらいいます。


再びマルコが口を開きました。
「そうそう、温泉、意外に美味しいのよね、

・・って、そういうことではなくて。
いい?宝子田さんは毎日秘密のエキスを作るのが日課なの。
そして宝子田さんがその大事なエキスを入れ忘れるとは考えにくいから、
少なくとも3時の時点では宝子田さんはここにはいなかったことになる。



みんな。ここから、よく聞いて。」

ここまで話して、マルコは話を止めました。


「・・い、いけない。」


苦悶の表情を浮かべるマルコ。


「ち、ちょっと、マルりんさん・・、あ、いや、マルりん、あなた体が透けてきてるわよ!」


千がそう言うと、マルコが息絶え絶えに答えます。


「ハアハア

て、転送が始まっちゃったみたい。
残念だけど、私はもうここにはいられないわ。
宝子田さんがどこに行ったか、大体想像はついていたんだけどね。

ハアハア


・・私も知りすぎたってことかしら・・。」


マルコの体はどんどん透明になってきて、声もどんどん小さくなってきます。


「ど、どういうこと?!」


千が問いかけたときには、マルコの体はほとんど見えなくなっていました。


「あのエキスの正体は・・・・・」


マルコは最後にみんなに大事な何かを伝えようとしていましたが、
その肝心の部分はもう声が小さすぎて誰も聞き取ることができませんでした。

今、マルコがみんなの目の前で完全に消えました。
残された8人は呆然と立ち尽くすしかありませんでした。


(続く)

次号、立ち尽くすみんなの前に立ちそびえる2つの棒。(ちょっと嘘。)

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 最後の温戦 第3話 宝子田さんを救う会

カテゴリ: 最後の温戦
宝子田さんを救う会はこうして結成されました。

必ずしも、皆、純粋に宝子田さんの安否を気遣ってるいるようではありませんでしたが、一応、救う会として結成されました。そして、「宝子田さんはどうせどっかで何か楽しいことをしてるに違いないんだ」と、皆はまだ少し軽い気持ちでこの会に参加していました。

フルチンの男が口を開きました。

「せっかく気持ちが一つになって宝子田さんを探すことになったのはいいけれども、僕は君たちのことを全く知らない。君たちだってそうだろう? どうだい。まず自己紹介といこうじゃないか。」

周りを見回して、皆に異論がなさそうなことを確かめるとフルチンの男は続けました。

「では、言い出しっぺの僕から行こうか。僕の名前は瑠知男。普通のサラリーマンだ。なんだか今日は少し寒いね。」

続いて、二つ目のメモを見つけた女が口を開きました。

「わ、私の名前はまさこ。家事手伝いをしているの。今日もいつもどおり温泉にきただけなのに。こんなことになるなんて。」

それからはせきを切ったように自己紹介が続きます。

「私の名前はマルコ。仕事は内緒なんだけど、人に見られる仕事かな。」
「僕たちはミツとチー。双子だよ。」
「僕たちはミツとチー。双子だよ。」
「私は黒沢。女スナイパーとでも思ってて。ふふふ。」
「あたしは千。図書館に勤めているわ。」
「私はとも。普段はOLをしているの。」
「おいらはちち。世界中を冒険してるんだ。」

それからしばらく、瑠知男さんが寒いのはまだ服を着てないからだとか、まさこは普段からお肌のお手入れがよくできてるとか、マルコの仕事が気になるだとか、そんな他愛もない話を何時間もしていました。無理もありません。みんな宝子温泉にはいつも来ていて、話をしたことは初めてでしたけど顔は知っていてお互いに気になる存在だったのですから、いつも以上に饒舌になってしまったのです。

こうして夜も一時を回った頃、ようやく服を全部着た瑠知男が言いました。

「じゃぁ、そろそろ行こうか。」

瑠知男のこの一言が、あの、全員の人生を大きく変わってしまう大事件の第一歩だったとは、このときは誰も考えもしていませんでした。

いつもなら景気よくポッポーって鳴く宝子温泉の鳩時計は、このときは鳴きませんでした。何かを暗示するかのように。

(続く)

次号、最初の犠牲者が。


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 最後の温戦 第2話 謎のメッセージ

カテゴリ: 最後の温戦
宝子田さんがみあたらない。
おかしい。

誰もがそう思い始めました。

でも。

誰もそのことを言い出しませんでした。

宝子温泉に来てるお客さんは、それぞれに面識がありません。いえ、常連さんが多かったので、正確に言うと、お互い顔は知ってるけれども話をしたことがないという感じです。なので、気にはなったけど、わざわざそんなことを口にして厄介なことに巻き込まれるのは御免だと思ってました。宝子田さんがいないと、ここもいつまで開いてるかわからないし、新しい温泉を探さなきゃな、みんなそんな風に思ってました。

夜9時・・・

いつもだったら、宝子田さんが自分の歌ってるロック風のホタルの光の CD が流れて、宝子温泉が閉まる時間です。今日はロックのホタルの光は流れませんが、みんな自然と脱衣所に向かいます。ほとんどの人が着替え終わって、自動販売機で牛乳を買って腰に手をあてて飲み出したそのとき、温泉から最後に上がろうとした男が何かメモのようなものを見ながらフルチンでボソリとつぶやきました。


「おっぱいがいっぱい」


「宝子田さんの字だ・・・」


近くにいた何人かの男がフルチンの男の近くに寄っていって、メモを見て、みんな独り言のようにつぶやいてます。


「確かに宝子田さんの残したメモっぽいな」

「お、おっぱいが気になるわけではなくて、宝子田さんが心配だな。」

「おっぱいは気にならないけれども、宝子田さんを探した方がいいかもしれない。」


どうやら、男たちの考えは自然と同じ方向になってきたようです。


でも、女たちはあまり興味がないのか、牛乳を美味しそうに飲み終えると、それぞれ帰り支度を始めました。そのときです。奥の方にいた一人の女が、恥ずかしそうにメモをみつめながら、こういいました。「巨大な棒・・・」


すると、今まさに脱衣所を出ようとしていた女たちの足がとまりました。


「棒が気になるわけではないけど、宝子田さんが心配ね。」

「そうね。棒はどうでもいいけれども、宝子田さんを探すべきよね。」


こうして、温泉にいたお互いに名前も知らない男女たちの心がまとまりました。
何かの事件に巻き込まれたかもしれない宝子田さんを探し出すべく。

(続く)

次号少しづつ明らかになる温泉客の素顔?!

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 最後の温戦 第一話 消えた温泉当主

カテゴリ: 最後の温戦
ここはとある温泉。癒しの温泉として知られ、名前を宝子温泉といいます。
あまり交通の便がいいとはいえないのですが、意外にお客さんは多いようで、そうそう、この温泉は混浴なんです。また、なんでも、ここの当主、宝子田さんには服の上からでもおっぱいのサイズを当てる稀有な才能を持っているとかいないとか。まぁ、でも、お客さんたちはそんなことを気にする様子でもなく、みんなのんびり温泉につかって、そして、疲れを癒して家に帰っていくのです。

ある日のこと。

温泉はちょっと白く濁ったお湯なんですけど、成分はよくわかってなくて、お肌がツルツルになるとかで、その辺は普段通りなんですけど、なんか温泉の様子がいつもと違うのです。お客さんもちょっと落ち着かない風で、徐々にその温泉の異変に気付き始めてきたようです。

そうです。いつもだったら温泉当主の宝子田さんが温泉の見回りをして、「今日も立派なおっぱいだね」とか「その小ぶりなおっぱいを大事にしろよ」とか「ちんこは大きければいいもんじゃないぞ、技だ技。」とか、一人一人に余計なことを言ってまわってるのですが、今日はその宝子田さんの姿が見当たらないのです。

・・おかしい。

(続く)


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